こんにちは、うーたんです。
今日は、コンポストのデメリットを解説するよ!
メリットが多いコンポスト!
多くの方が、コンポストの素晴らしさや使う事を勧めています。
私も同じで、コンポストは生ごみを無くしてくれる秘密兵器的な感じで紹介をしています。
でも物事には必ず良い点悪い点(メリット・デメリット)があります。
今回は、あまり多く伝えられないコンポストのデメリットについて説明をします。
コンポストはメリットだけじゃなく、デメリットもあります。
デメリットを知った上で使わ失敗したり後悔したりしますので、よく覚えておきましょう。
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コンポストのデメリット
ダンボールコンポストには多くのメリットがあります。
しかし、本当に知っておきたいことは、デメリットなんです。
このデメリットを理解せずにコンポストを使うと必ず失敗したり後悔をします。
ここでは、コンポストのタイプ別に知っておきたいデメリットを紹介します。
コンポストタイプ別のメリット・デメリット表
タイプ | メリット | デメリット |
段ボールコンポスト | 低コストで出来る | 毎日の攪拌が必要 |
土中式 | 大量に処理できる | 庭・畑など土がある場所が必要 |
密閉式 | 液肥が作れる | 臭いが出やすい。液肥を頻繁に抜く必要がある |
ミミズコンポスト | 臭いが出にくい | 設置場所が限定される |
電動生ごみ処理機(バイオ式) | 手間がかからない | ランニングコストがかかる |
ダンボールコンポストのデメリット
毎日攪拌(かくはん)が必要
ダンボールコンポストは、毎日段ボール内の基材と生ごみをかき混ぜる必要があります。
これは、かき混ぜることで空気を入れ微生物の活動を活発にさせるために必要です。
毎日の攪拌を怠ると、虫がより生ごみに卵を産むことがあります。
温度管理
ダンボールコンポストで生ごみを分解させるためには温度管理が必要となります。
基材の温度が20℃以上になるように管理が必要です。
これ以下の温度になると微生物の活動が鈍くなり分解が進みません。
投入しても分解しにくいもの
固いもの、貝殻や卵の殻、魚や肉の骨、玉ねぎの皮、トウモロコシの芯などは入れても分解されませんので入れないでください。
生米や野菜の皮、芯など硬いもの、果物の種は入れることが出来ますが分解に時間がかかります。
生ごみの分解が遅くなったら
ダンボールコンポストの場合、3~6ヶ月程度で基材がべたつき混ぜづらくなり分解が遅くなってきます。
この時がダンボールコンポストの交換時期になります。
ダンボールの容量にまだ空きがあるようでしたら、新しい基材を4分の1程度加え混ぜ合わせると分解は進みます。
土中式コンポストのデメリット
直射日光はダメ
土中式コンポストは畑や庭の土に埋めて使いますが、直射日光が当たると微生物が死んでしまいますので、シートなどを被せて直射日光を防ぐ対策が必要となります。
生ごみを入れたら土をかぶせる
生ごみを入れた後、必ず上に土をかぶせる必要があります。
土を被せないと生ごみに虫が卵を産み付け、虫の大量発生の原因となります。
乾燥しないようにする
土中式の場合、温度管理にはさほど気を付けなくても良いのですが、水分管理は大切です。
水分があまりに多すぎるのはダメですが、乾燥させることはもっとダメです。
中の土が乾燥してしまうと分解はされなくなったり、遅くなったりします。
分解しにくいもの
入れてはいけない物は、ダンボールコンポストと同じです。
当然のことですが、プラスチック、ラップ、ビニールは絶対にダメです。
密閉式のデメリット
臭いが出やすい
密閉式の場合、分解によりアルコールや酸が出てくるので、酸っぱい臭いがでます。
生ごみを入れるたびにフタを開けますので、その時に臭いがします。
液肥を抜く必要がある
密閉式コンポストは、酸素が少ない条件でも活動する微生物の発酵により堆肥化がすすみます。
この時に出来るのが堆肥と堆液になります。堆液は液体で出てきますので定期的に抜き取る必要があります。
分解しにくいもの
入れても分解されない物、しにくい物はダンボールコンポストと同じです。
ミミズコンポストのデメリット
見た目が気持ち悪い
ミミズコンポストは読んで字のごとく、ミミズを利用します。
当然、ミミズが居ますので見た目は気持ち悪いです。
温度管理が必要、寒いとダメ
生きているミミズが生ごみを分解しますので、冬などの寒い季節はミミズの活動量が減りますからゴミの分解も遅くなります。
適切な温度管理をしないと分解は進みません。
乾燥はダメ
ミミズが生きていく環境を整える必要があります。
直射日光が当たらいように注意し、乾燥させない手立てが必要となります。
分解しにくいもの
入れても分解されない物、しにくい物はダンボールコンポストと同じです。
ミミズが食べれない物は入れても分解されません。
電動式生ごみ処理機(バイオ式)のデメリット
電動式生ごみ処理機(バイオ式)の場合は、機種により細かな違いはありますが、基本的なデメリットは一つだけです。
それは、ランニングコストが掛かると言うことです。
電気式ですので電気を使いますので、電気代が必要となります。
すべてのコンポストに共通するデメリット
全てに共通するデメリットは、コンポストには必ず基材が必要となります。
この分解を促すための微生物が入っている基材がないと、生ごみを入れ混ぜても分解は始まりません。
ただ、ミミズコンポストの場合は自分でミミズを収穫してくれば基材の購入(ミミズの購入)は不要となります。
また、今回は乾燥式のコンポストは説明に入れていません。
乾燥式は生ごみを乾燥させるだけで、そのままでは堆肥として利用が出来ないのでコンポストではありますが別物と考えてください。
トラブルが起こった時の対処法
ここまで、コンポストのデメリットについて説明をしてきましたが、このデメリットによる発生する事があるトラブルについて、そして対処法を簡単に説明をします。
コンポスト容器から悪臭がする場合
コンポストの種類によって、臭いは違ってきますが、もし悪臭が発生した場合は、容器内をよく混ぜることでかなり改善します。
この悪臭の原因で多いのは、生肉、魚類が多すぎる、水分が多すぎる場合があります。
このような場合は、生ごみの投入を2~3日止めて、分解を促すことで改善します。
コンポストに虫が湧いた場合
虫が発生する事はあり得ることですが、対策をきちんとすることで防げます。
コンポストを始める時は、利用する容器や基材に虫や卵が入っていないかを必ず確認してください。
使用中は、コンポストにカバーをかける事で、容器内に虫が入るのを防げます。
うじ虫が発生してしまった場合は、米ぬかやてんぷら油を入れて分解を促し、容器内の温度を上げることで卵を死滅させることができます。
この作業を行っても虫がいなくならない時は、容器内の中身を透明のビニール袋に移し、天日干しにします。
天日干しすることで、夏場など日差しが強い時であれば、うじ虫は1日で死滅します。
天日干し後、虫がいなくなったら中身を容器に戻します。
コンポストとゴキブリ
コンポストはきちんと管理していればゴキブリの住みかとなる事はありません。
ゴキブリが発生した場合は、生ごみが発酵せずに腐っている場合です。
また、臭いが出ているとゴキブリが寄ってくることもあります。
内容物をよく混ぜて、臭いの発生を防ぎながらカバーをかぶせてゴキブリの侵入を防ぎましょう。
コンポストに米ぬか
コンポストで堆肥を作る時には、生ごみの発酵を促す基材が必要となります。
単に土の中に混ぜ込んでも堆肥化は出来ますが、途方もない時間がかかります。
市販の「コンポスト用菌床」、「生ゴミ発酵促進剤」を使う事が簡単ではありますが、
これらの代わりに、安く購入できる腐葉土と米ぬかを使っても同様な効果があります。
腐葉土がコンポスト用菌床、米ぬかが生ゴミ発酵促進剤の役割になります。
コンポストに入れてはいけない物
コンポストには、入れてはいけない物があります。
入れてはいけない物を知っておくことでトラブルの回避ができます。
コンポストに入れていいもの、駄目なものについては以下のページで紹介しています。
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コンポストをおしゃれに
コンポストや堆肥と言う言葉を聞くと、多くの方は田舎臭いとか思いがちです。
でも、コンポストをおしゃれにすることもできます。
マンションのベランダなどで、庭がなくても出来るおしゃれなコンポストについては、こちらをご覧ください。
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コンポストは庭がなくても出来る
多くの方は、気が付いていると思いますが
コンポストで生ごみを堆肥化するには庭や畑がなくても出来ます。
土中式などは基本的に庭や畑が必要となりますが、密閉式やダンボールコンポストであれば庭や畑は必要ありません。
また、先のおしゃれなコンポストも同様です。
都会にお住まいで回りに土がない所にお住まいの方でもコンポストは可能です。
まとめ
今回は、コンポストのデメリットを中心に説明をしました。
コンポストは本当に多くのメリットがあります。
生ごみを排出量を減らせる、堆肥として再利用が出来るなど良いことが多いのは事実です。
ただ、このような良い点(メリットコンポストを始めると、後から出てくる様々な問題(デメリット)により途中で挫折したり、失敗したりします。
今回、説明したデメリットを十分に理解しておけば、より良いコンポストができます。
是非、デメリットを理解し、克服して良いコンポストをしていきましょう。
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