こんにちは、うーたんです。
土鍋で炊くご飯が美味しすぎるから、今日は炊飯用の土鍋の話をするよ。
新米が美味しい季節になりましたね。
新米の炊き立てご飯なら、おかずがなくてももりもり食べられます。
その、ただでさえ美味しい新米をもっとおいしく食べるために「土鍋でご飯を炊きませんか?」という話を今回はします。
土鍋で炊いたご飯が美味しいのは知ってるけど、なんだか難しそうでちょっとハードルが高い!
そんな方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、土鍋を使った美味しいご飯の炊き方やおすすめの炊飯用土鍋を紹介していきます。
土鍋で炊くご飯は「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いてフタとるな!」といいます。
でも、これだけでうまく炊けるのなら苦労はしないですよね。
そこで、土鍋でも炊飯用の土鍋を使った美味しいご飯の炊き方の基本を説明します。
意外と簡単に、しかも美味しく炊けるし時間もかからないので楽ちんですよ。
土鍋ご飯の美味しい炊き方(基本)
まずは、土鍋を使ってご飯を炊く時の基本からお伝えします。
①お米の下準備
お米の研ぎ方
お米を研ぐときは、ボールに水を張りお米を入れ、まずは軽く混ぜてすぐに水を流します。
最初はお米についている汚れやヌカを洗い流す程度で大丈夫です。
ただし、お米は最初が水分を吸いやすいので時間をかけずに手早く行ってください。
お米が水分と一緒にヌカ臭さを吸い込まないように、まずこの作業を行います。
そのあとは2~4回水を変えながら、かき混ぜるようにお米を研ぎます。
力を入れてゴシゴシ押さなくても大丈夫です。
力を入れすぎると、お米が割れて食感が悪くなります。
新米の場合はは2回くらい、古米はにおいを取るため3~4回ほど研ぎます。
このお米を研ぐ作業が難しい面倒と感じる方にお勧めのアイテムを紹介しておきます。
100均で売っている「米研ぎボール」がおすすめです。
ただのボールと少し違い、内面に小さな突起があり水を切るための排水箇所もあります。
これを使うと、水とお米を入れて軽くかき混ぜるだけでお米を研ぐことができます。
水切りの簡単にできますし、便利ですよ。
同じような米研ぎボールは、通販では1,000円~2,000円くらいで売っていますが100均で売っているボールで十分に役に立ちます。
お米に水を吸わせる
お米が研ぎ終わったらお米が浸かる程度の水で浸水させます。
この時にお米がもっとも水を吸うので、こだわったお水(天然水)を使うのもいいですね。
我が家では、ウォーターサーバーの天然水を利用しています。
季節や気温、水温などで浸水時間は調整が必要です。
夏なら20分くらい、春秋で30分、冬なら1時間ほどの浸水させるといいですね。
こんにちは、うーたんです!プレミアムウォーターの天然水で美味しいご飯が炊ける話だよ。 皆さんはお米を炊くときに、どんなお水を使っていますか? 多くの方は水道水を使ってお米を炊いていると思います。 最近は炊飯器の性能も向上して、誰[…]
②土鍋ご飯の炊き方
浸水したら土鍋へ
浸水させた後、水をしっかりと切ってから、お米を土鍋に移し、お米の分量1合(180g)に対し、水(180cc)の割合で土鍋に水を入れフタをします。
お米:水=1:1 の割合が基本ですが、新米の場合はお米にもとから含まれている水分が多いので少し水を少なくします。(お米の種類によっても変わりますが1割程度減らします)
③火加減について
フタをした状態で、最初は中火から強火で沸騰するまで加熱します。
※2~3合を炊く場合は中火で大丈夫です。
土鍋の種類によって沸騰がわかりづらいので慣れるまではフタを開けてちゃんと沸騰しているか確認してください。
※ここでフタを開けでも問題ありません。
沸騰が確認出来たら、弱火にして15分加熱します。
※15分間はフタを開けないこと!
15分後に少しフタを開けて水分が残っていないか確認します。
水がなくなっていれば炊きあがりですが、もし水分が残っているようであれば弱火のまま1~2分程度、火にかけましょう。
※水分の確認は、表面や鍋肌にブクブクと水や泡が出ているようならまだ足りていないと判断します。
炊きがったら、次に蒸らしにはいります。
炊きあがりの確認のためフタを開けましたので、土鍋内の温度が下がっています。
フタを戻し、中火で10~15秒ほど過熱をし火を消し、その後10分間の蒸らしにはいります。
土鍋ご飯の場合は、蒸らしてはじめて芯までふっくらと炊き上がりますので蒸らしは必ず行いましょう。
おこげを作りたいときは蒸らし前の中火での再加熱の時間を長くするとよい感じでできます。
炊飯用の土鍋について
炊飯用の土鍋は、ご飯を炊くため専用につくられた土鍋です。
一人暮らし向けの2合炊きから家庭用の5合炊きなどサイズも豊富です。
ガスコンロで直火で使えるものは当然ですがIH対応のものなど、使い方によって様々な商品があります。
そこで今回は、炊飯用の土鍋の種類や選び方について、おすすめ商品もあわせて紹介します。
①炊飯用土鍋の種類とは
直火・ガスコンロ対応タイプ(アウトドアでも使える)
最も一般的な炊飯用土鍋と言えば、直火・ガスコンロ対応タイプです。
鍋底に丸みがあり、直火に耐えられる構造になっています。
ガスコンロにそのまま置いて使うことができます。
また、アウトドアでも火さえ起こせば美味しくご飯を炊くことができます。
IH対応タイプ
お使いのコンロがIHコンロなら、IH対応の土鍋を選びましょう。
IH用は鍋底が平たいので、熱が全体に伝わりやすく、お手入れや収納もしやすいのが特徴です。
最近ではIHと直火の兼用の商品もありますが、IH専用の土鍋の場合は、表面が火に弱い場合が多いので、間違ってガスコンロで使うことがないよう気を付ける必要があります。
電子レンジ対応タイプ
炊飯用の土鍋には、電子レンジで簡単に炊ける商品もあります。
電子レンジ対応タイプは、土鍋にお米の準備だけすれば、電子レンジだけで炊きたてのご飯をつくることができます。
電子レンジ対応タイプには、直火でも炊飯可能な商品がありますので状況に応じて炊飯方法を使い分けることも可能です。
②炊飯用土鍋の選び方
大きさや重さのバランスを考える
一般的に炊飯用の土鍋は普通の土鍋よりも重いという特徴があります。
炊飯のために鍋自体が分厚くなっているからです。
重さが3kgを超えるものもあります。
重さは大きさに比例するので、最初は必要最小限の大きさを選ぶと良いでしょう。
吹きこぼれ対策をチェックする
炊飯用の土鍋でもっとも注意しなければならないのが吹きこぼれです。
火加減の調節などですれば吹きこぼれを防ぐことができますが、常に鍋のそばに付いている必要があります。
他の用事や調理をしながら土鍋での炊飯をするのであれば、吹きこぼれしにくい工夫がされているものを選びましょう。
吹きこぼれにくくなっている炊飯用の土鍋は2重フタになっていたり、ドーム状になっていることが多いです。
また、商品によって様々な工夫がされているので、選ぶときにチェックしておきましょう。
③炊飯用土鍋の使い方
炊飯用の土鍋を使うときに注意しておかないといけないポイントがあります。
間違った使い方をすると、土鍋を傷めたり割ったり、火災やケガにつながる可能性もあります。
炊飯用の土鍋を使う前には、取扱説明書などをよく確認しておきましょう。
今回は一般的な直火タイプの炊飯用の土鍋の使い方について簡単に説明します。
1.鍋底が乾いた状態で使う
炊飯用の土鍋を火にかける前には、必ず鍋底が乾いているかを確認してください。
土鍋は鍋底が濡れている状態で火にかけると、急激な温度の上昇によって割れてしまうことがあります。
底の水気を拭いただけでは湿気が残っている場合があり、そのまま火にかけると、鍋底の内面に残っている水分が膨張してヒビが入りやすくなります。
土鍋は鍋底をしっかり乾かしてから使うようにすることが大切です。
2.空焚きはしない
フライパンや他の鍋と違って土鍋は空焚きをせずに使います。
土鍋の素材の性質から空焚きをすると鍋自体がとても傷みやすく大きな負担がかかります。
もし誤って空焚きをしてしまった場合は火を消して自然と温度が下がるまで待ちましょう。
急いで冷まそうとして水など冷たいものを入れると、温度差で割れたりヒビが入ることがあります。
3.徐々に温度を上げて使う
土鍋は素材は土ですが、コーティングや塗装などのために他の素材も混ぜて作られています。
急激に温度を上げるとそれぞれの素材が一気に膨張して割れやすくなります。
土鍋は最初から強火で使うのではなく、弱火や中火から始めて徐々に温度を上げるようにしましょう。
4.使用後に急に温度を下げない
土鍋を使い終わった後は自然と温度が下がるのを待つようにしてください。
土鍋が完全に冷えたら、水を使って洗います。
先の空焚きと同じですが、土鍋は温度差に弱いので、使い終わってすぐに水を入れて洗うと割れやヒビの原因になります。
5.洗う時に洗剤は使わない
土鍋は水分を吸収しやすいという特徴があるので、洗うときは洗剤を使わないようにしましょう。
洗剤を使うと洗剤の成分が土鍋に吸収されよくありません。
土鍋のお手入れは、水やぬるま湯を使ってスポンジでこするだけで十分です。
洗った後は乾いた布巾で水気を拭きとり、風通しの良いところで乾燥させてから収納しましょう。
炊飯用の土鍋おすすめ10選
ニトリ 炊飯土鍋
まとめ
今回は、ご飯が美味しく炊ける土鍋について話をしました。
昔から土鍋で炊くご飯は美味しいと多くいの方が言います。
最近の電気炊飯器も美味しいご飯を炊くことができますが、土鍋で炊くご飯にはまだまだかないません。
土鍋でご飯を炊くのは少しだけ手間がかかりますが、食べた時の美味しさを考えれば手間も美味しさのうちに入るのではないでしょうか。
特に新米のように美味しいお米の魅力を十分に引き出すためには土鍋の活用は不可欠だと思います。
毎日は無理でも、週末やお休みの日にはちょっとした贅沢を味わってみてはいかがでしょうか?
日本人の主食「米」の本来の美味しさを是非ご確認ください。